40代オジサンが正しくスーツを着るための5つのポイント
「5つのポイント」を守り、40代の男として清潔感を持って綺麗にスーツを着よう!
一番重要なのは、靴を綺麗にすること!
自分の関心のまま吸収したことを共有し、少しでも誰かの役に立てれば・・・!
ということで、今回は40代のオジサンのスーツスタイルで、個人的にこれだけは守りたいと思う5つのポイントをご紹介します。
40代ともなれば、オシャレには見える必要はなくとも、一人前の男としてスーツぐらいは正しく着たいもの。
今回はあえて細かいルールは説明せず、オジサンにとって欠けがちな「清潔感」を保ちつつ、落ち着きあるスーツスタイルに見せるためのポイントを、5つに絞ってご紹介したいと思います。
私自身もスーツ着用時に気をつけている点ですので、ご参考になれば幸いです。
なお、清潔感を保つ、という点では汗染みを防ぐための汗脇パットに付いての記事も書いています。
脇汗でお悩みの方にとっては手軽にできる対策ですので、気になる方は参照ください!
では、まず1つ目。
目次
ポイント1:綺麗な靴を履く
個人的に思う最重要ポイントです。
ここでご紹介する「綺麗」とは、
- 汚れていない。
- さらには長年履きすぎて、先端の革が剥げていない。
ということを意味しています。
「オシャレは足元から」と言われるように、靴は全体の印象を左右する重要なアイテムです。
にもかかわらず、靴が汚れていたり、先端の革が剥げている方を割りと多く見かけます。
ジャケットやシャツが高級で良いものでも、靴がこのような状態だと全体としては清潔感に欠けますし、全体として残念な感じが漂います…。
なお、決して高い靴を履く必要はありません。
また「綺麗」にというのも、常に靴を磨いておかなければならない、というわけではないと思います。
(もちろん、定期的に磨くことがベターであることは間違いないですが。)
どんな靴でも良いので、汚れだけはティッシュ等で取っておく。
先端が剥げているのであれば、靴屋さんで色をいれてもらうか、いっそのこと買い替える。
足元を綺麗にしておくことは、正しくスーツを着ることの絶対条件だと思いますので、最も気をつけていただきたいポイントです。
ポイント2:靴とベルトの色は合わせる
「当たり前でしょ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ周りを見渡すと、意外と靴とベルトの色が微妙に違う方を見かけます。
「この微妙に色が違う」というので、なんとも鈍くさい感じがしていまいます。
なので、
靴がブラックなら、ベルトもブラック。靴がダークブラウンなら、ベルトもダークブラウン。
同じく、靴がライトブラウンなら、ベルトもライトブラウンにしましょう。
さらに、ベージュに近いようなかなり明るいブラウンの靴を履かれている方も見かけます。
決して悪いわけではないですが、かなりカジュアルに見えてしまうので、40代男のスーツスタイルとしては、個人的にオススメしません。
ブラックで統一するか、ダークブラウンで統一するのが無難です。
一方で靴とベルトの色が同じであれば、素材が違うのはOKというのが一般的なようです。
なので色が同じであれば、靴がスエードでベルトは革、というのはアリ、むしろオシャレに見えますので、会社のドレスコードが厳しくない方は是非試してみてください。
なお補足ですが、本来はカバンの色も合わせた方が良いとされています。
靴に併せてカバンまで持ち替えるのは、中身の入れ替えもあり流石に大変だと思いますので、今回はポイントからは外しました。
ポイント3:パンツの丈はハーフ or ワンクッション
パンツの丈が長過ぎる方も多くいらっしゃるように思っています。
かといってスーツで丈が短すぎるとコメディアンみたいになってしまいます。
なのでハーフクッションか、ワンクッションの丈で着るのがベストです。
このハーフクッションかワンクッションについて、何が基準なのかですが、
メンズ館バイヤーが解説!これで失敗しない、スラックス・パンツの丈の選び方
伊勢丹メンズのサイトに詳しく載っていました。
ただ分からなければ、服の修理屋さんで「ハーフクッション(またはワンクッション)にしてください」と言えば、いい感じの長さにしてもらえるはずです。
パンツの丈がダブついている方は、是非直してもらうのが良いかと思います。
なお、伊勢丹メンズのサイトにも記載がありましたが、裾幅によって適切なパンツの丈は変わると思っています。
裾幅が細いなら、やや短め。逆に裾幅が太いなら、やや長めにするのが良いと思います。
裾幅については以下に記事を書いていますので、参考になれば嬉しいです。
ポイント4:襟裏チェックのシャツはやめる
「襟裏チェックのシャツ」とは、以下の様なシャツです。
襟の裏がチェックなので「襟裏チェックのシャツ」と呼びましたが、正式名称は分からず…。
記憶が正しければ、私が子供の頃にはこのようなデザインのシャツはなかったので、いつ頃からか市場に出回ったタイプのシャツです。
最近は着られている方も見なくなりましたが、ちょこちょこ着られている方を見かけます。
こちらのシャツ、きれいにアイロンさえしていれば清潔感を損なうアイテムではないので、決して悪いシャツでは出ないです。
が、個人的にはオススメしません。
オススメしない理由は「カジュアル過ぎる」こと。
落ち着いた40代の男のスーツスタイルを目指すには、ちょっと若々し過ぎて、あまりふさわしくないシャツかと思います。
もしシャツにお困りの場合、奇をてらわずに普通の白シャツか、サックスブルーの薄い青色のシャツを着ておけば間違いありません。
無地のシャツが学生っぽくてイヤだ、という場合は、ブルーのストライプのシャツがオススメです。
ストライプは、縦じま模様でスリムに見える点もメリットです。
なおシャツに関しては、シャツの襟型について以下の記事で触れています。ご興味ある方は是非ご参照ください。
ポイント5:ネクタイ着用時、シャツの一番上のボタンは留める
首周りが窮屈だったり、暑かったりして、ネクタイをしていてもシャツの一番上のボタンを開けている方も見かけます。
ただ、ネクタイをしている以上、正しくスーツを着るにはシャツの一番上のボタンは留めましょう。
その方が、間違いなくカッチリ感が出て、雰囲気も落ち着いた感じになります。
なお、シャツの一番上のボタンを留めると息苦しい、という場合、そもそもシャツの首周りのサイズが合っていない可能性があります。
首周りはの太さは百貨店のシャツ売り場に行けば測ってもらえますが、面倒な場合は自分でも測れます。
ぴったりの首周りのシャツを選ぶと、ネクタイもしっかり首元に収まります。
どんなシャツでも構いませんので、ネクタイをする際はシャツのボタンは一番上まで留めましょう。
他にもいろんなテクニックはあるが、まずは5つのポイントから
今回は「なるべく追加の投資をしない」という観点も踏まえて、5つのポイントをご紹介しました。
さらに一段ステップアップして、スーツをオシャレに着るには色んな要素があると思います。
私の記事が参考になればですが、例えばチーフを購入してみることも1つの要素だと思います。
ただ、まずは「正しく、清潔感を持って、綺麗に着る」ことが重要です。
上記の5つを意識してもらえると、いつものスーツも少しはマシに見えるはずです…!