ストールのすすめ

2023年4月9日ファッション

伝えたいこと

着用期間も長く、手軽に温度調整ができてオシャレ感を出せるストールはコスパ高し!
ベーシックなものを1つは持とう!

自分の関心のまま吸収したことを共有し、少しでも誰かの役に立てれば・・・!

ということで、今回はストールについて。

冬になるとマフラーを巻いているスーツ姿の方はよく見かけます。

ですが、「ストール」を巻いているスーツ姿の方はほとんど見かけません。

「マフラーよりも着用期間も長く、スールスタイルに手軽に色や柄を取り入れてオシャレを楽しめるストールの良さを知ってほしい!」

という個人的な思いから、ストールの良さ、またオススメのストールについて今回はご紹介したいと思います。

なお、本記事ではスーツに合わせることを前提に書いています。

カジュアルスタイルよりも色や柄に制約があるという状況を想定している、ということでお読みください。

ストールとは?

明確な定義はないようです。

わかりやすいところで、マフラーと対比させて見てみると、

素材柄の種類
ストール長さも幅もバリエーションが多く
正方形、長方形のもの両方ある
多種多様
ウールに加え、綿、絹、麻など
通気性に優れたものもある
マフラーよりも
豊富
マフラー細長い長方形のものが多いウール、カシミアなどの
保温性が高い素材が多い
ストールよりは
少ない

のような違いがあります。

通気性の高いため着用期間が長く、また柄の種類の豊富さからかファッション性に優れているのがストール、ということになりそうです。

ストールのいいところ

最大のメリットは、季節の変わり目の温度調節に着用できるということです。

春から夏、または夏から秋への季節の移行期、ちょっと肌寒いときの温度調節にちょうどいいということ。

またマフラーよりもかさばらないため、ビジネスバッグの中にもしまいやすい。

さらに、ストールをつけている方が少ないせいか、男性のスーツでストールをつけていると小洒落て見える、というのもポイントです。

後ほどオススメのストールをご紹介しますが、無地のシンプルなものを首に垂らしているだけで、オシャレな雰囲気をまとうことができます。

いつものスーツスタイルをワンランク上げるにはとても良いアイテムだと思います。

最後に、着用期間が長いということはコスパに優れる、というのもマフラーと比較して良い点だと思います。

どんなストールが良い?

付け慣れない「ストール」ということで、身構える必要はなく、普段のマフラーどおりで選べば良く、ネイビー、ブラウン、グレーの無地であれば、スーツ姿にマッチします。

ということで、選択肢は無限大にあるわけですが、逆にスーツに合わせるストールとして避けたほうがよいものを挙げました。

可能であれば、以下の項目に該当しないストールが良いと思います。

1.長すぎるストール

身長や巻き方にもよりますが、個人的な目安として長さ180cmを超えるのものは避けたほうが良いと思います。

180cmを超えると、カバンを開ける際に手に引っかかったり、取り回しが面倒になると思います。

2.正方形で大判すぎるストール

ビジネススタイルに合わせるので、あくまでストールは小物として取り入れた方が良い。

大判になってしまうと、巻いたときにストールの面積が大きすぎて、カジュアル感が強くなりすぎるため、ビジネスシーンにはふさわしくないと思います。

これを避けるには正方形ではなく、長方形に近いストールを選ぶのが良いと思います。

3.フリンジが大きすぎたり長いストール(可能であればフリンジがないものが良い)

ストールはもともとの位置づけとしてファッション性が高いため、よくフリンジがついているものがあります。

フリンジとは、ストールの先端にある生地を結んだ部分です。

このフリンジが大きすぎたり、長すぎたりすると、突然カジュアル感が出てしまいます。

よって、フリンジが小さいもの、可能であればフリンジがないストールのほうが主張を抑えられて、スーツスタイルには合うと思います。

4.柄や色が派手すぎるもの

こちらもファッション性のあるストールならではですが、ネットで検索するといろんな柄、色味のストールが出てきます。

柄や色が派手だと、女性っぽくなる可能性がありますし、そもそもスーツスタイルには馴染みにくいです。

よって、柄は無地か、柄があったとしても伝統的なチェック柄や小紋柄が良く、色はダークトーンにするのが良いです。

あくまでスーツの小物、引き立て役ですので、ストール自身が主張するのは避けたいところです。

ということで、逆説的ですが、スーツスタイルに合うベーシックなストールは・・・、

長すぎない長方形で、フリンジ小さめの地味なデザインのストール

ということになります。

となると、イメージが湧きづらいので、私がスーツスタイルの参考にしているBEAMS Fさんのオンラインストアに掲載されているストールを参考にされるのが良いと思います。

個人的な独断と偏見ですが、スーツスタイルの提案が一番上手なのはやはりBEAMS Fだと思います。

BEAMS FはBEAMSの中でも高級品を扱うドレスラインのため、ストールとはいえ値段がはるので中々手が出しにくいですが、選ぶ際の参考にしていただくのが良いかと思います(マワシモノではありません)。

BEAMS F 公式サイト

あと、個人的に気に入っているストールも参考までにご紹介します。

ブラックにブラウンのドットのストールです。

素材はウール50%×シルク50%。秋冬に購入したためウールですが、薄手のため肌寒い春、秋に重宝しています。

ドットが小さ目で主張が少なく、割りとどんなスタイルにも合わせやすく気に入っています。

なお、ドットで定番なのはネイビー×ホワイトの柄なので、ブラックに抵抗がある方はネイビーベースにされると間違い無いと思います。

こちらは一見すると派手な小紋柄のストール。

ただし、こちらはリバーシブルになっており、裏がグレーなので扱いやすいです。

素材は小紋柄の方がシルク100%、裏のグレー部分がウール、カシミヤ、シルクの混毛です。

オススメの巻き方

調べると、いろんな巻き方が紹介されています。

ストールの巻き方!メンズのジャケットやシャツへの巻き方を紹介!

ですが、個人的には以下の2つの巻き方さえ知っていれば十分だと思います。

1.垂らし巻き

そのまんま、首に垂らすだけです。

それだけなんですが、首に垂らしたストールが風になびくだけで、ほんのりオシャレに見えるので不思議です。

首の後ろもほんのり温かくなり、温度調節にも良い。

面倒であれば、この巻き方だけ覚えておけばOKだと思います

2.アスコット巻き

リンクを貼らせていただいたサイトで紹介されている巻き方です。

他のサイトでは紹介されていなかったので、あまりメジャーな巻き方ではないのかもしれませんが、アスコットタイに似せた巻き方のため、フォーマル感が出ます。

よってスーツスタイルにより馴染む巻き方だと思います。

垂らし巻きよりも首に密着して巻くため、首の前部分も保温できるので寒いときはこちらの巻き方のほうが良いかもしれません。

手軽にスーツスタイルを格上げできる一品!

ということで、普段のスーツにも取り入れやすく、オシャレ度を手軽に上げることができる、ストールについてご紹介しました。

オシャレだけでなく、実用性も極めて高いアイテムだと思うので、ぜひ取り入れていただきたいアイテムです!